00:06

00:12 君はまだ誰かの 顔や匂いや態度を　きっ

00:18 と僕に重ねてた 気がついてし

00:24 まうくらい 君は誰かの思い

00:30 出を着たままだったね 君

00:36 がよく通ってた 行きつけの店では　今

00:42 は僕と向き合ってた いつも頼

00:48 むという　おすすめのメニューに 誰か

00:54 との思い出が映ってた 今はまだ

01:00 愛着が脱げなくたって　すぐに破けなくたって

01:06 僕にとって　君は君だ

01:12 曖昧に剥がすと痛くて　余計に傷痕になって

01:18 赤く残ってしまうから 今

01:24 は 脱がなくていいから 僕を羽

01:30 織ってよ　その上から

01:36

01:42 私はまだ誰かの 顔や匂いや態度をあなた

01:48 に重ねてしまった 仕方がない

01:54 くらい　日々の暮らしに 思

02:00 い出が散らばってた 長

02:06 い髪を切っても 貰ったもの捨てても　変

02:12 な癖が残ったまま消えなかった きっ

02:18 と気付かれてた　でも気付かないフリで いつ

02:24 も笑ってくれてた 今はまだ

02:30 思い出が消えなくたって　すぐ塗りつぶせなくたって

02:36 私にとって　あなただけだ

02:42 破けば散らかってしまって　余計に目についてしまって

02:48 長く残ってしまうから もし

02:54 も あなたが嫌じゃなきゃ 二人を

03:00 描くよ　この上から

03:06

03:09 偶然、その人に会ったとしても 気持ちが揺らがずにいれるように あの

03:15 頃よりずっと今の私は 幸せだって思えるように

03:21 今まで誰かと作ってきたその思い出と 僕を

03:27 比べて ねぇ、僕に任

03:33 せて

03:39 「想像できちゃうことって 実現できるらしい」って

03:45 昔友達が言ってた

03:51 それならこの先はきっと いつまでもこの先もずっと

03:57 これからは　二人で

04:03 愛着が脱げないように　すぐに破れないように

04:09 ずっと大事にできるように

04:15 例えば悲しみが飛んで　染みになって残ってたって

04:21 何度だって洗えばいいから 幸

04:27 せ、不幸せを分けないで 二人で羽

04:33 織ろう もし

04:39 も このまま時が進むなら 僕が

04:45 君の　愛着になるから

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